皆様はじめまして。スマートクールイオンモール下田店の竹内です。
突然ですが皆様、iPhone、使っておりますでしょうか。去年の秋にはiPhone15が登場し、今年のiPhone16の進化がすごい、なんてうわさが広まっています。
しかし、進化するのは何も本体だけではありません。オペレーションシステム、いわゆるOS(iPhoneの場合はiOS)も進化していっています。
年内にiOSが18にアップデートされる、なんて話も出ています。そして、それに先駆け先日iOS17.5が配信されました。
iOS18になる前の最後とも言われる17.5では何がアップデートされたのでしょうか。今回はこちらを解説していきます。
目次
はじめに:iOSのアップデートについて
iOSのアップデートは「常に最新版に更新していたほうがいい」です。
セキュリティや機能面において強化されているからですね。
また、Appleの公式サイトにも「ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことは、Apple 製品を安全にお使いいただくための最も重要な方策の一つです。」(https://support.apple.com/ja-jp/HT201222 より引用)と書かれていますから、アップデートは常に最新に保つことをお勧めします。
ただ、アップデートする際に気を付けなければいけない点もあります。
例えば、ネットワークにしっかり接続されているか、ストレージに十分な空きはあるか、などです。
これらをきちんと確認してからアップデートをすることをお勧めします。いわゆる「リンゴループ」になってしまっては元も子もありませんからね。
iOS17.5アップデート内容その1 壁紙の追加
今回のアップデートで、LGBTQ+の文化とコミュニティを讃える、新しいプライドラディアンスの壁紙が追加されています。
ロック画面などで使用できるものになっております。
その2 不明なBluetoothトラッカー検知・通知機能
これが今回のメインになる内容である、「不明なBluetoothトラッカー検知・通知機能」です。
こちらはAppleとGoogleの共同取り組みによって生まれた機能です。
簡単に言うと「自分のものではないAirTagやトラッカーがあったら使ってるスマホに通知が行くよ!」という機能です。
この機能の素晴らしいところは「ペアリングしていなくても通知が来る」という点です。ストーカーがAirTagを使って場所を把握する、などができにくくなります。
また、iPhoneやAndroidなども関係なく通知が来るのでより安全にiPhoneなどを使用できます。
ただし、本機能は、そのトラッカーがスマートフォンとともに移動している場合に限りますので注意が必要です。
その3 セキュリティ・アップデート
今回は15項目のセキュリティ・アップデートが実施されています。
いくつか挙げるとFind Myやメモ、地図などのセキュリティ面での機能向上となっています。
ベータ版にのみ含まれていた機能の抜粋
ここではiOS17.5のベータ版(正式配信される前の状態)に含まれていたものを一つ紹介します。
ベータ版には、iPhoneを修理に出す際に必要だった「『iPhoneを探す』をオフにする」作業が、「修理状態に変更する」だけでよくなっておりました。
正規サービスプロバイダで修理をする際、iPhoneを探すをオフにする必要がありました。
本機能はそれが必要なくなるというものでした。
しかし今回のアップデートでは削除されており、今後のアップデートでの追加に期待が集まります。
国内以外向けのアップデート、バグ等
欧州向けに、ブラウザからアプリのダウンロードが可能になっています。
これは前回アップデート時に追加された、EUのデジタル市場法の施行に基づいた「App store以外のマーケットからアプリダウンロードを可能にする」アップデートに付随するものです。
そして、今回のアップデートによるバグなども報告されています。
大きなものとして、削除した古い写真が復元される、というものがあります。海外掲示板「reddit」によると、iOSまたはiPadOSを更新した際に古い写真が復元された、と書かれています。
真偽は定かではありますが、注意が必要です。
まとめと総評
今回はiOS17.5アップデートについてお話してきました。
総評として、多少のバグはあるものの重要なセキュリティ・アップデートも含まれます。
それゆえ今回の最新版にアップデートすることを強くお勧めします。
今年中にアップデートされる予定と噂のiOS18。これに備えて日ごろからアップデートを確認するようにしましょう。